アロイトマトの栽培!そのお味は?

アロイトマトの栽培

アロイトマトってご存知でしょうか?

これはトマト界では有名な「桃太郎」から作られたトマトです。

桃太郎はF1種と言って、人為的に2つの種類の良いところをとって作られたりする作物のことで、発芽までの日数や収穫時期、耐病性、サイズなどがあるしっかりと揃うと言うメリットがあります。

まさにスーパーなどで並んでいるほとんどの野菜がF1種です。

この素晴らしい技術なんですが、実は農家の人にとってはデメリットもあり、F1種から自家採種をしても、翌年同じ種類のものは出来ないと言うことです。

桃太郎トマトで言えば、桃太郎の子どもはもう桃太郎ではなく、桃太郎の両親のどちらかの属性が強く出たりして、別物になってしまうのです。

※遺伝子組換えとは異なるもので、あくまで人為的なな交配技術です。

このF1種の反対が固定種です。

固定種は種をとって何代も同じものを作ることが出来ます。

しかし、F1種のように耐病性があったり、収穫時期や形が揃うわけではない、よく言えば個性的な存在なのです。

ただ、おもしろいのは固定種は親から子に同じ遺伝子が受け継がれていくのですが、どの地域で育ったのかによって何世代も繰り返していく中で変化をする場合があります。

極端なことを言えば、北海道で作り続けたものと、沖縄で作り続けたものと元は同じでも、それぞれの地域の気温や土壌に合わせて、「変化」していくのです!

その「変化」のほとんどが、その地でさらに力強く生きる為にの変化であり、結果としてその地に合った美味しさを見出してくれるのです!

偉大ですね!

おっと、アロイトマトの話がどっか言ってしまいましたね!

アロイトマトの話に戻ります。

アロイトマトの凄さは、上記のF1種と固定種の概念を打ち破る奇跡的なトマトなのです。

先程も書きましたが、アロイトマトの先祖はF1種の桃太郎です。しかしアロイトマトは固定種なのです。

F1種の子孫が固定種??

と頭が混乱すると思いますが、実はF1種のからあえて自家採種をして、その子から、その孫からと種をとり、育てることによって、なんと「アロイトマト」と言う一つの固定種を作ってしまったのです。

通常はこのようなことはしないと思います。

なぜなら、最初のF1種より美味しいものが出来るかどうかわからないんですから。

特にF1種の繰り返しての自家採種は、原種に戻すような行為で、美味しいものにたどり着く可能性は低いと言われている為です。

しかし、そんな常識を打ち破り、受け継がれた生命は力強く花を咲かせ、桃太郎より美味しいと言われるアロイトマトを生み出したのです!




アロイトマトのお味は?

そんな素敵な歴史のあるアロイトマトの栽培を去年初めて経験しました。

しかし、2016年は長雨と台風の年で、栽培はあまりうまくいかず、収穫は2、3個でした。

それでも頑張って実をつけたアロイトマトはピンクの桃太郎とはかけ離れ、明るい赤というのか、オレンジを赤に少し足したような鮮やかな赤色をしていました。

以下の写真はアロイトマトと桃太郎の色の比較です。2つとも秋の終わり頃にとったので、小ぶりです↓

アロイトマトと桃太郎

そして、その味の方はと言うと、食べた時の印象が「甘い!」とか「さわやか!」とかではなく、「美味しい!」でした。

それもそのはず、アロイトマトの「アロイ」はタイ語で「美味しい」と言う意味なのです。

「美味しいトマト」という名前を持つ奇跡のトマト、アロイトマトは、桃太郎や麗夏とは異なり、スーパーに並ぶ類のトマトではなく、家庭菜園でこそ育て、食べていきたいトマトと言えます。

今年も栽培挑戦するぞ!!

と、いう訳でアロイトマトが3株発芽しました!

アロイトマト発芽

アロイトマトの苗3株




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