家庭菜園と言えば、トマト栽培ですよね。
なんと言っても初心者にもカンタンに栽培出来ますし、上級者は上級者でとことん追求出来る野菜です。
僕は家庭菜園を始めた頃は、ホームセンターで売ってるミニトマトから始めました。
ミニトマト、中玉トマトはまず失敗することはないと思います。
そして、ミニトマト栽培に慣れたら、大玉トマトに挑戦したくなりますよね?
最初はやはり「桃太郎」から始めました。
しかし、桃太郎は一年目失敗してしまいました。
なぜ失敗したのかよくわからず、翌年も栽培。今度はそれなりに収穫出来たので、三年目は最近スーパーで主流のトマト「麗夏」、固定種のアロイトマトなどがうまく栽培出来ました。
こうなると次のステップに行きたくなりますよね?
今度は加工用トマトです!
加工用トマトのサンマルツァーノ
日本で、家庭菜園として加工用のトマトを栽培する人ってちょっと少ないと思います。
ただ、トマト文化がすごいイタリアでは加工用のトマトはたくさんあります!
その中、日本でも加工用のトマトとしてよく紹介されるのがサンマルツァーノです。
加熱調理して、トマトソースなどに活用されています。
トマトの缶詰の多くがこのサンマルツァーノです。
生で食べると食感もあまりよくなく、日本の甘いミニトマトに慣れていると、美味しいとは決して言えない味です。
しかし、加熱することによって絶妙な旨味、コクが出るんです!ソースにしたら本当に最高です!
トマト好きにはたまらない味なのです!
わが家でもトマトソースを何度も作りました!
ちなみ同じように加熱調理して真価を発揮するボンリッシュというトマトも栽培したのですが、こちらは失敗してしました。
サンマルツァーノはソースで特に真価を発揮します。もちろん水煮や煮込みもいけますが、トマトの煮込み料理としてはボンリッシュの方が上だとか。
ウワサによるとダシが入っていないのに加熱するとダシのような味になるらしいんです!!
食べたい!どうして失敗したかわからない!悔しい!
と言うことで、今年はボンリッシュ成功させます!!!
サンマルツァーノの栽培方法
サンマルツァーノの話に戻りますが、栽培方法はミニトマトと同じで、とてもカンタンです。
多肥に気をつけ、水も少なめに育てます。
かなり勢いが強く、ドンドン大きくなります。
実も結構たくさんなりました。
ただ、カラスに結構狙われましたね。他のミニトマトとかはあまり食べられなかったのですが、サンマルツァーノはなぜかカラス被害が多くて、畑のハジの方のはかなり食べられてしまいました。
畑の真ん中あたりの人がよく通る場所にはカラスも来なかったので、そのあたりは豊作でした!
皆さん、ぜひサンマルツァーノを栽培して、トマトソースのパスタを食べましょう!!最高ですよ!
子どもは日本のミニトマトソースが好き
余談ですが、わが家の子どもたちは親が絶賛してるサンマルツァーノのトマトソースよりもやっぱり日本の甘い甘いミニトマトで作ったトマトソースが好きですね。
わが家は毎年20本以上の様々な種類のミニトマトを栽培します。
最初は子ども達が争うように生で食べるのですが、夏も後半になると完全に飽きてきます。
しかし、夏の終わりのミニトマトの収穫量はとんでもないので、ものすごくミニトマトがあまります。
それをドンドンソースにして冷凍して、一年中無農薬で作った甘いトマトソースを楽しむのです。