オクラってちょっと収穫時期を逃すと実が固くなって食べづらい、オクラを育てたことがある人なら一度はそんな経験したことがあるのではないでしょうか?
そこで今日は、昔から伝わる柔らかいオクラを作る方法を紹介します!
方法はとてもカンタンです。
オクラは一箇所に4本強引に育てることによって、実が柔らかくなるんです。
だいたいイメージは出来ると思いますが、1本だけで作る草丈も高く大きく成長しますが、実に養分がしっかりと行き渡り、子孫を残す為にも早く固くなってしまいます。
逆に同じ箇所に4本育てることによって、樹勢が弱くなり、養分も不足気味になるので実が柔らかくなるんです。
だからと言って、貧弱な状態になる訳ではなく、養分を奪い合う為に競い合うように根を深く伸ばすので、思ったより立派なオクラが育ちます。
この方法の注意点は、元肥は少なめにして育てるのですが、追肥をしっかりしないと実の数が少なくなるかもしれないので、よく観察して追肥をするといいと思います。
また実を収穫したら、その下の葉っぱを落とすことによって実に栄養がいきやすくなります。
畑ごとに土の成分が異なるので、1本立ち、2本立ち、3本立ち、4本立ち、とどれが自分の畑にあった本数なのか試してみるのもいいかもしれませんね!
オクラは暑さに強い!
僕も毎年オクラを栽培するんですが、なんと言ってもオクラは暑さには強いんですが、寒さには弱いので、去年は長雨による低温と日照不足で、草丈も大きくならず、一株から一、二本で大失敗でした…。
ちなみにちゃんと育てば、一株から30個以上は収穫出来ます。
【種まき】
オクラの栽培の注意点としては、出来れば直播きが望ましいです。
なぜかというとポットで育てたものを定植すると、枯れてしまったりすることがあるからです。
【害虫対策】
オクラはけっこう強い作物ですが、双葉の時にすごくアブラムシが付くので、無農薬で育てる場合は、しっかりと大きくなるまで、日々アブラムシ退治をしてあげましょう。
【オクラの花】
オクラの花って見たことがありますか?
たぶん野菜界の中で一番美しい花を咲かすのではないでしょうか?
野菜界のハイビスカスとでもいいましょうか、とにかく美しいんです。
また、花オクラと言って、実になる前につぼみの状態の花を食べる品種をあります。僕はまだ食べたことがないんですが、とても美味しいそうです!
一度食べてみたいですね!
オクラのネバネバで疲労回復!
オクラと言えば、ネバネバですよね!
ネバネバ食品はいくつかありますが、僕はオクラが大好きです。
オクラ、モロヘイヤ、山芋などネバネバグループの食材には、「ムチン」が含まれています。
このムチンは胃の粘膜を保護する胃に優しい成分として有名ですが、疲労回復にも役立つってご存知でしょうか?
オクラのムチンで疲労回復!
ムチンはタンパク質と食物繊維が結合している成分で、タンパク質の吸収・分解する酵素が含まれています。
そして、体に食べ物などを通して体に取り入れられたタンパク質を非常に効率よくエネルギー源へ変えてくれます。
するとどうなるかというと、体の疲労回復の効果が期待できるんです!
胃に優しく、疲労回復の力があるということで、昔から夏バテ防止の食べ物の一つとして有名な理由がムチンに隠されているんです!
野菜など、やはり旬のものを食べることが体にいいとされるだけあって、夏にはオクラを始め、旬なネバネバ食品をしっかり食べたいですね!
オクラレシピ人気1位
皆さんはオクラをどうやって食べますか?
収穫したてなら生でも食べれますし、個人的に僕はフライパンで雑に焼いて、醤油をかけて食べるか、「オクラ納豆」などの定番レシピが好きです。
ちなみにクックパッドのオクラレシピ人気1位は、「*息子大好物「オクラちゃん最高」サラダ*」と言うレシピで、オクラのサラダです!
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■ 材料 (3人分)
オクラ2袋
■ 調味料
マヨネーズ大さじ1
ポン酢大さじ1/2
いりごま(すりごま)お好みで
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クックパッドで調べてみて下さい(^^)