ジャガイモの栽培の時期がやってきましたね!
と言っても僕が住む長野では、まだ夜と朝方が氷点下になるので、まだ始まっていません。
はやく植えたくてウズウズしています。
ちなみに僕の住む地域では、寒くなるのも早いので秋植えも出来ません。
温暖な地域では、すでに始まっていると思います。うらやましいですね~!
今日は、昔から伝わるジャガイモを害虫、病気に強く育てる方法を紹介します。
病害虫に強いジャガイモ栽培
家庭菜園関連の本など、ジャガイモの植え方を調べたらまず間違いなく、土の植える時にカットした方が下、で芽がある方が上ですよね?
実は、これを真逆にすることによって、ジャガイモの生命力を引き出し、病気や害虫に強くするという方法なのです。
これによって、ジャガイモの芽がまず土の下に出ます。
そして通常より遠回りをして土の外に顔を出すのです。
これによって、芽のうちの幾つかは、土の上に顔をだす前に力尽きてしまいます。
要するに、強くて良い芽だけが土の上に出るので、生命力が引き出されたものだけが育つという仕組みなのです。
当然、そのような強い芽が必然的に強い苗となり、素晴らしいジャガイモを作り出すのです。
しかも通常、ジャガイモは何本も芽が出るので、1本か2本を残し、間引きします。
しかし、この天地反対の植え方をするとちょうど2、3本だけ芽が出るので、間引きが最小限ですむのです。
これによって作業は楽になり、しかも種イモの養分を温存することが出来るので、うまくいけば肥料を減らすことが出来るかもしれません。
非常に効率的なジャガイモ天地反対栽培なのです。
ちなみに一般的には、この方法を逆さ植え、地獄植えとか言うらしいです。
ただ、一つだけデメリットがあります!
天地反対にした場合、土の中で全ての芽が息絶えてしまう種イモも出てくる可能性があります。
スーパーで買ったジャガイモが使い忘れて芽が出てしまうほどの力強い野菜なので、全部の芽が出ないことは
あまり多くはないのですが、可能性としてデメリットを書いておきます。
ストレスで強く美味しくなる野菜
上記のジャガイモの例もそうですが、これはどの野菜にも言えることかもしれませんが、至れり尽くせりで育てるよりのも「ややストレス」をかけたほうが、力強く育つというデータがあります。
例えば、それは種をまく段階から始まっています。
実は種は一箇所に一粒よりも数粒まいたほうがいいんです。
なぜなら、複数芽が出ることによって、お互いをライバル視して、競い合うんです!
そして、最終的に一番大きく元気なものを残し、後は間引きします。
獅子は我が子を千尋の谷に落とすかのごとく、試練は人も野菜もを強くすると言うことですね!